【横浜高野球部で暴言 部員証言】https://t.co/iMIUTdM4LX
横浜高校野球部の部長が部員に対し暴言や暴力を繰り返しているとして、問題視する声が現役部員から上がっている。監督が暴力を振るっていたという指摘もあり、学校側は「事実なのか調べなければいけない」。
— Yahoo!ニュース (@YahooNewsTopics) September 25, 2019
高校野球部ファンとしては、非常に悲しいニュースが入ってきました。
誰もが知る名門高校である、神奈川県の横浜高校野球が部長の暴力が発覚して、当面活動を自粛することが発表されました。
なぜ有名伝統高校で暴力や体罰が起こるのか?考察しました。
事件の概要
横浜高校野球部の金子雅部長が、野球部の部員に対して暴言や暴力を行っていたことが、現役部員の内部告発で判明しました。
一方で渡辺監督の後任である平田徹監督は、事実を知っていながら黙認して、
さらに監督自身も暴力を奮っていた可能性があると言われています。
ネット上では現役部員の証言の動画が上がっていて、非常に注目を集めています。
なぜ有名伝統高校で暴力や体罰が起こるのか?
ネットやスマホ、そしてSNSが発達してから、今までは明らかになってこなかったような問題が次々と発覚しています。
なぜ有名伝統高校で暴力や体罰が起こるのか?について、僕なりに考察してみます。
指導者が過去に受けてき指導方法を現代でもしているから
現在平田監督が36歳、金子部長が42歳ということで、彼らが現役で野球部にいた頃は、
- ミスをしたら罵声
- ミスをしたらビンタなど暴力
- 水は飲むな
- ミスの理由は気合が足りない
みたいな馬鹿みたいな精神理論でやってきたハズです。
そんな自分たちが受けてきた指導方法を現代を生きる子どもたちにも、同じようにしています。
何十年も前のやり方、令和の時代で通用するわけがありません。
昭和ってもう2つ前の元号ですからね?
強豪校であるが故のプレッシャーはある
春夏合わせて5度の日本一になっている横浜高校です。
監督や部長の立場からすると、
- 勝つのが当たり前
- 甲子園に出るのが当たり前
みたいなプレッシャーは、ものすごいものがあると思います。
平田監督はあの伝説の監督、渡辺元智さんの後任です。
我々には決して想像ができないレベルのプレッシャーを受けていることは間違いありません。
もちろんだからと言って、暴力をしていい訳はありません。
そのプレッシャーに勝てず、選手にあたるなんていうことは言語道断です。
指導者たちの勉強不足
これが僕の思う一番の理由です。
とにかく指導者たちの勉強不足です。
バカではスポーツの指導者はできません。
最初に書きましたが、自分たちが選手だった時代とは時代が全く違います。
- 技術やスキル
- 筋力トレーニング
- メンタルトレーニング
- スポーツ科学
- 水分補給や食事
など全てにおいて、昭和・平成にはなかった理論が誕生しています。
その理論を使って、子どもたちを指導するのは現場にいる監督や部長です。
自分たちの指導力が足りなければ、何歳になっても勉強するしかありません。
勉強していないのであれば、それは傲慢です。
自分たちの過去の経験と知識だけでやっていけるほど、現代野球は甘くありません。