しゅんぴです。
現在ラグビーワールドカップがめちゃくちゃ盛り上がっています。
そんな中、ラグビーを最近見始めた人が必ず思う疑問があります。
それは
「日本代表になぜ外国人がいるのか?」
という疑問です。
日本代表は現在31人中、15人が外国出身の選手で、その中で日本に帰化していない選手も7人います。
ラグビーは国籍が違う外国人も代表なのはなぜなのか?
理由を徹底解説していきたいと思います。
各国の代表に選ばれるための条件
ラグビーの各国代表には以下の条件を満たしていれば選ばれることができます。
- 自分の出生国
- 両親祖父母の誰かが生まれた国
- 3年継続して居住した国、または通算10年居住
これは意外と知らなかった人多いですよね?
つまり、上記3つのどれかを満たしていれば国籍は日本である必要はありません。
現在日本代表のキャプテンのリーチマイケル選手は、ニュージーランド出身で2013年に日本に帰化しています。
注意が必要なのは、上記条件を満たしても別の国で既に代表経験があれば他の国の代表になることはできません。
外国人が日本代表選手になるための条件
つまり外国人が日本代表になるには、
- 日本で生まれた
- 両親祖父母の誰かが日本人
- 3年継続して日本に居住、または通算10年居住
これを満たした選手たちが、現在の日本代表に選出されています。
ラグビーはなぜこのような選出方法になったのか?
ラグビーは国籍よりも居住地を重視するという考え方があります。
これはラグビーの歴史が深く関わっています。
ラグビーは19世紀初めにイングランドで生まれました。
そしてウェールズやスコットランド、アイルランドなどに広がっていきます。
ラグビーを経験したエリートたちはその後世界中に飛び散って活躍をされます。
そこで彼ら各国でラグビーの発展に関わっていきます。
このような背景があり、ラグビーは選手の国籍よりも居住している国や地域を重視するという考え方になりました。
最後に
僕たちが思っている以上にラグビーには歴史があり、試合中のルールだけでなくその歴史や背景に目を向けるとさらに面白いスポーツだと思います。
こういったことを知れば知るほど、今週土曜日の日本vsサモアが楽しみでたまりません!
サモアに勝って、史上初のワールドカップ決勝トーナメントに進出して欲しい!